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換気設備

換気設備とは

工場の換気は、従業員の健康被害を防ぐだけでなく、作業環境の改善や暑さ対策にも効果を発揮します。適切な換気を行うことで、工場内に滞留する有害なガスや粉塵を排出し、クリーンな空気を維持することができます。また、熱がこもりやすい工場では、換気によって熱気を外に逃がし、作業効率の向上にもつながります。換気回数の目安として、自動車部品工場では20回、メッキ工場や鋳造・鉛造工場では30回とされています。
しかし、工場の規模や作業内容、発生する熱量や化学物質の種類によって最適な換気回数は異なるため、それぞれの環境に応じた換気システムの設計が重要です。弊社では、工場の環境に最適な換気システムの設計・提案を行い、快適で安全な作業環境の実現をサポートします。

このような方におすすめです

夏場の暑さに毎年困っている…
省エネと暑さ軽減を両立したい…
工場内の空気が悪く健康被害が気になる…
工場が広く空調の冷風が届かないor台数が増えてしまう…
工場内の設備からの放熱で局所的に暑くなる…

工場換気で弊社ができるご提案

提案①:局所換気

有害物質の汚染を工場内に拡散させないことが重要です。特に、粉塵やガス、煙などが発生する作業環境では、適切な換気を行わないと従業員の健康被害や機械設備への悪影響を引き起こす可能性があります。
そこで、有害物質の発生源に直接排気口を設置できる場合に有効な換気方法が「局所換気」です。局所換気は、発生した有害物質を拡散する前に素早く排出するため、工場全体の空調負荷を抑えつつ、作業環境の安全性を高めることができます。また、排気ダクトやフードの設計を適切に行うことで、効率的に有害物質を排出し、換気効果を最大限に発揮できます。

提案②:プッシュプル換気

発生源に直接排気口を設置できず、吸込気流だけでは有害汚染物質を十分に吸引できない場合には、別の換気方法が必要です。このような状況では、吹出し気流の力を利用して、有害物質の拡散を抑えながら効率的に排出する換気方法が有効です。
この方法では、適切な方向に空気を吹き出し、汚染物質を排気口へと誘導することで、局所的な換気効果を向上させます。特に、密閉空間や排気の設置が難しい作業場では、高い効果を発揮します。また、作業環境に応じた風量や風向の調整を行うことで、より効果的に有害物質を排出し、従業員の健康を守ることができます。

提案③:置換換気

室内の工業炉などの熱源から発生する熱による上昇気流を利用し、効率的に換気を行う方法です。室内温度より低い温度の空気(冷房や外気給気)を低速で吹き出し、天井から排気することで、熱気や汚染物質を自然な流れで排出します。
この換気方式は「置換換気」と呼ばれ、もともと溶接工場の作業環境を改善する目的で開発されました。従来の混合換気と比べて、空気の流れを制御しやすく、汚染物質を効果的に排出できるのが特長です。また、必要な風量を抑えることで、省エネルギー効果も期待できます。さらに、空気の流れが穏やかで、作業員への直接的な風の影響が少ないため、快適な作業環境の維持にも役立ちます。さまざまな工場環境に応じて適用できるため、熱や粉塵が発生する現場での導入が推奨されます。

提案④:全体換気(希釈換気)

工場内に広がった汚れた空気を、給気口から新鮮な空気を取り入れることで薄める換気方法です。清浄空気を工場全体に循環させることで、汚染物質の濃度を人体に安全なレベルまで下げ、作業環境を改善します。
この換気方式は「全体換気」と呼ばれ、特定の排気装置を設置することが難しい場合や、局所換気だけでは対応できない広範囲の空気汚染を軽減するのに適しています。特に、塗装作業場や化学物質を扱う現場、粉塵が発生しやすい作業環境では有効です。さらに、空調設備と組み合わせることで、室温調整と換気を同時に行うことも可能です。適切な風量や気流の設計を行うことで、より効果的な換気が実現でき、快適で安全な作業環境の維持につながります。

工場換気の導入事例

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